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中国における地球温暖化対策は確かに進んではいるが問題は

地球温暖化は地球規模での大きな課題となっています。二酸化炭素(CO2)主要排出国である中国が温室効果ガス削減すると将来の見通しを立てました。

中国の温暖化ガスが将来減少に

政治や社会的にも様々なつながりをもつロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は、「中国の温暖化ガスは10年以内には削減につながる」と報告書を出しました。
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写真提供:https://ichef.bbci.co.uk

これらは古い機械で運用していた石炭発電所を最新のクリーンな排出ガスをだす発電所に置き換えつつあるからです。

中国の近代化は、世界の企業利益にも還元?

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国内のエネルギー事情を大いなる変化で社会はたくさんの対応を取らざるを得ません。
このような変化は、中国国内だけではなく、世界的な重工業企業に大きな利益を与えると考えられています。こういった最新の二酸化炭素の除去機構は中国は輸入する部品も多いからです。

 

約束と実行の差

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写真提供:https://ichef.bbci.co.uk/

 習近平国家主席は、「2030年までにも二酸化炭素の約束した削減量を守る」と断言しています。
しかし、先ほどのLSEのグリーン氏とステム卿は「中国の国際的な約束は、往々にして国内事情に関与して、保守的な基準に切り替わることもある」と指摘しています。

 
この報告書の著者たちは、中国の二酸化炭素は2025年にピークに達するのではないか、その点に着目しています。中国がうまく行動すれば、全世界的に気温が2℃上昇するだけですみ、世界的な破滅を救うと考えています。
 
中国が二酸化炭素問題に意欲的になった効果として、世界的二酸化炭素市場への積極的参加が見込まれてきました。中国はとうに自国分の二酸化炭素吸収量を使い切っていますから、このような市場への積極的資金提供が見込まれます。
 
しかし、2030年というのは、まだまだ先の時代です。こうした長期的視点の報告書はあいまいになりがちで、批判が多くなります。現実に、これから石油でなく次世代エネルギーがとの声もあります。

 

しかしそれよりも、環境問題に対してまったくおざなりにしてきた中国が、積極的態度を明確に示してきたことは、地球レベルの環境対策として大切なことなのではないでしょうか。