
ブリーザードブリーザード♪と、とんでも程の吹雪のような出だしですが、そんな極寒の地とは180度も違う、メルヘンな置きものそれはスノーボール。
雑貨やお土産屋では必ずと言っていいほど、定番の商品にもなっています。それに、スノードームの収集家まで存在する程の癒し効果の高いのも魅力の一つです。
そんなメルヘンな癒しのスノードームを自分で作っちゃいましょう!
スノードームとは
スノードームとはガラスの球体の中にミニチュアの風景や動物などを入れて雪がちらちら降ってくる置き飾りです。
歴史は意外と古く1889年のパリ万博で登場したのが世界初です。今から100年以上が経過す程の歴史があるんです。
パリ万博を有名にしたのがエッフェル塔ですが、スノードームを作ったパリの職人さん達はミニチュアのエッフェル塔をスノードームにしたが、世界に広める事になるのです。
それが、今現在でも雑貨屋やお土産屋さんに、その地域の特色を生かした物になって販売されています。
スノードームを作ってみよう!
小さい物から大きい物までなんでも、ありのスノードームです。中に入っている物によっては違う表情を描き出してくれます。
例えば
自分の好きな動物のミニチュアを使用したり、恋人の写真を中に入れてみるのも有りです。
ガラス瓶の中は無限に広がる大宇宙と一緒なのです。いろんなアイデアで全く違ったスノードームが完成するのです。
自分の部屋のインテリアとして、又は贈り物としても全くそん色ありません。
それでは、スノードームの作り方をご紹介します。
スノードームに必要な材料
- 好みの大きさの透明な蓋つきのビン
- ラメやビーズ
- 光沢感のある紙やモール
- 主役となる人形や家やオーナメント等の小物類
- 水
- 洗濯のり
- 接着剤(水に強い物又はグル―ガン)
スノードームの作り方
下準備
下準備と言ってもそうたいした事はありません。使用するビンに水を入れ蓋を締めて水漏れが無いか確認する。この時についでに洗っておいてもよいです。
中に入る小物もついでに洗う。小物に油脂が付いていると水を濁らす原因にもなります。また接着材やグル―ガンでの取付が完全ではなくなってしまうためです。
後は乾かしてから使いましょう。
レイアウトを考える
材料収集の段階で中に入れる小物は決まっていますので、後は小物のレイアウトを決めるだけです。
小物にビンを被せて、小物の見え方の確認や小物の角度など自分が思い描いたように近づける為には必要です。
小物のレイアウトが決まったら蓋の内側に小物を接着剤又はグル―ガンでしっかり固定しましょう。
小物を取り付けた場合は、丸1日乾燥させてから使うといいですよ!
ビンにラメやキラキラ素材を入れる
この段階で水の中をキラキラふわふわと舞い落ちる材料を投入します。この分量は個人の好みになります。
中に入れある小物の事も考えて量を決めてもよいでしょう。
とろみ水を入れる
ただ単に水を入れるだけでも大丈夫ですが、中に入っているラメ等がフワフワ落ちるようにするには、水にとろみをつけた方が良いです。この場合には水道水よりも精製水の方が劣化しにくくなります。
水と洗濯のりの割合は8:2くらいで試してみてください。後は好みで洗濯のりの量を増減させてください。ただし、糊を多く使うと固まってしまうので注意してください。
ビンの中にとろみ水を入れます。ビンの淵から表面張力でこぼれる寸前まで入れてください。ラメが中で舞いますのでそれが落ち着くまで、しばしの休憩です。
静かにビンの蓋を閉める
ミニチュアを取り付けた蓋を静かにビンに被せて取付ます。この時に空気が入らない様にしましょう。その為に静かにゆっくり確実にを実行してください。
後は静かに蓋を閉めるだけです。当然、表面張力のギリギリまで水をいれてあるので、当然こぼれます。閉め終わったら溢れ出た、とろみ水を洗い流しましょう。
蓋に張り付けてある小物にとろみ水をつけておくとビンの中に小物ついている空気が入りにくくなります。
これで完成です。意外と簡単に出来ると思いませんか?一度ハマると結構自分なりに深みに行ってしまいそうですよね!
とろみ水の成分は何がいいの?
今回は洗濯のりを使用しましたが、他にもいろいろあるので試してみて自分の使いやすい物を見極めた方が良いでしょう。
①洗濯のり
メリット
水に溶けるものなので、ラメとの相性はバッチグーです!
デメリット
粘度高めると固まってしまう可能性があります。また小物に負担がかかる可能性も有ります。
②グリセリン
メリット
小物への負担が少なく劣化しにくいです。
デメリット
ラメがなじみにくいです。ダマになったり、落ちてこなかったりする場合も有ります。
③中性洗剤
メリット
家のキッチンにあるので手軽に使用することができる。
デメリット
洗浄成分に小物がさらされ続けるので、小物の色落ちが懸念される。
どのとろみ成分にもメリット・デメリットがあるので、自分の使い勝手の良さで判断しましょう。
楽しくて簡単なスノードームづくり
今回はスノードームの作り方を紹介しました。ホームセンターや総合雑貨店・ホビーショップなどにはスノードームの製作キットが置かれていたりもします。
自分のセンスで作りたい!って言う方には100均ショップで手に入るものばかりなので、チャレンジするにしても軍資金の負担が少なくて済みます。
クリスマスプレゼントやプレゼント交換、自由研究などいろんな場面でスノードームは活躍できますよ。